user1の記事一覧( 20 )

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採用が肝心(事前審査その1)

採用が肝心(事前審査その1)

私のメンターの1人であるネッツトヨタ南国の横田さんには、いろいろなことを教えていただきました。その中に「会社をよくする一番の方法は採用だよ」という究極の教えがあります。 教えていただいた当時は、「そうはいっても、入社した人が辞めてしまうこともあるので、会社をよくする方法は採用だけじゃないと思うけどなあ」という気持ちがあ...
幸せの確認

幸せの確認

いろいろな人と仕事をしていて思うことがあります。それは「確認」についてです。私は、自分がよくぬかる方なので、人に対しても、念には念を入れて確認するようにしています。しかし、聞いた相手が確認作業の重要性を理解していないと、往々にして表面的な確認だけして「はいはい、大丈夫です。間違いありません」と返答してくることがあります...
トホホな接待

トホホな接待

フレスノ市親善訪問団歓迎交流会が三翠園で催され、私もその会に参加しました。フレスノ市は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の中央部にあり、人口約49万人の農業を中心産業にした美しい都市です。かつて、日本から移民が渡った地であり、昭和40年(1965年)2月11日、高知市はフレスノ市と姉妹都市提携を結びました。 私が交流会に...
迷えるカバン持ち(後編)

迷えるカバン持ち(後編)

受付の記帳を終えた私は、手土産を渡され、場内に入って行きました。すると、200人ほどの人たちが、一斉にスタンディングオベーションで私を迎え入れてくれるではありませんか。 私は、手を振り、その熱烈な歓迎に応えます。「おー、すごい」。私は興奮しました。そして、結婚式の披露宴でいえば一番ど真ん中のメインテーブルに案内されまし...
迷えるカバン持ち(前編)

迷えるカバン持ち(前編)

中国では、習近平国家主席が中国共産党の総書記に3選されて話題になりましたが、私はその会場となった「人民大会堂」に入ったことがあります。正確には迷い込んだことがあります。 「人民大会堂」は、天安門広場の西側に位置し、全国人民代表大会などの議場となるほか、外国使節や賓客の接受にも使われる建物です。 詳しい事情は割愛しますが...
恐ろしい言葉と魔法の言葉

恐ろしい言葉と魔法の言葉

私が嫌いな言葉のひとつに「担当ではありません」という決まり文句があります。この言葉は、言った瞬間に他部門との連携ができなくなり、言った本人も「責任逃れをしている」とそしられる、恐ろしい言葉です。誰も幸せにならない言葉なので、私はこの言葉が嫌いです。 この言葉を使う人は、実際に担当ではない人がほとんどです。担当ではないの...
行けたら行く

行けたら行く

私はいろいろな会のパシリ役を引き受けることがよくあります。「〇〇をやってくださる人はいませんか?」と呼びかけられると、つい「はいはい、僕やります」と安請け合いしてしまう性格もあって、何かの役になることが多かったのです。依頼する担当者の苦労はよくわかっていますので 宴会などで一番苦労するのは参加者の出欠確認でした。最近は...
報告しない社員さん

報告しない社員さん

「なぜ報告しないんだ」と激怒したり、叱責したりする上司がいます。しかし、そんなことをしても、その社員さんはまた報告しないでしょう。社員さんが上司に報告しない理由は、報告すると叱られたり、責任をとらされたりすると思うからです。 一方、上司ですが、これには三つのパターンがあります。一つのパターンは、部下が報告しなかったこと...
積極的に聴く

積極的に聴く

信頼関係の築き方の1丁目1番地は、相手の話を「よく聴く」です。ここでいう「よく聴く」とは、相手の話を傾聴するという意味だけではありません。こちらから積極的に働きかけて、相手の話を引き出すという意味もあります。 私は、遠慮なく反対意見や痛烈なアドバイスを、どんどん言っていただきたいと思っています。なぜなら、その方が絶対に...
まずは信頼関係から

まずは信頼関係から

私の嫌いな言葉に「忙しいからできません」「いっぱい、いっぱいです」「前例がありません」「私は担当ではありません」「私は聞いていません」などがあります。これらは全て仕事をしたくないという意識が言わせている言葉です。私は、こうした言葉を聞くと、嫌気を通り越してワクワクします。 こういう言葉は、本人の捉え方ひとつで、意識を1...