挑戦の年

明けましておめでとうございます。旧年中は、ひとかたならぬご懇情を賜り、心よりお礼申し上げます。
今年はうさぎ年です。大きく成長できる飛躍の年といわれています。われらが三翠園もさらなる飛躍を目指します。
いままでは、コロナ禍で堪え忍ぶ日々でしたが、今年は反撃の年です。自分たちの強みを最大限生かすことで収益力を高め、金融機関さん、社員さん、株主さんに安心していただける健全経営を行います。
社長に就任して半年がたちましたが、現場で一緒に仕事をして気づいたことがあります。それは、ほとんどの仕事が問題対処になっていることです。過度な人員不足もあって、「緊急かつ重要な仕事」だけに振り回されており、慢性的なその場しのぎになっています。「緊急ではないが重要な仕事」にも力を入れていかなければ、根本的なカイゼンができず悪循環が続きます。今年は、時間管理をしながら、仕事を『問題対処』と『問題解決』に分け、両方に取り組んでいきたいと思います。それを幹部たちにもお願いするつもりです。
飛躍するためには人を育てなければいけません。しかし、今までは業務を回すだけで手一杯で、まったくといっていいほど人材育成に時間を使えませんでした。OJTといえば聞こえはいいですが、ほとんど現場に任せっきりです。
現場の仕事を覚えることも大切ですが、大前提となる価値観の共有は、もっと大切です。現在の経営理念や行動指針に、全員の思いを織り込んで再構築し、それを経営方針とともに皆で共有していきます。
まだ全社員さんとの面談が終わっていませんが、部門ごとの繁閑はだいぶわかるようになってきました。上手に時間を見つけて、「何を大切にして、どのように行動し、どのような成果を目指していくのか。また、何のために仕事をして、その結果、どういう充実感や幸せ感が得られるのか」といった価値観の共有に注力したいと思います。今年は挑戦の年です。

※写真はやっと記念すべき第一回目の研修会を開催した時の写真です。