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広がる朝礼の輪

広がる朝礼の輪

ようやく少しずつ朝礼の輪が広がってきています。 私が三翠園に入社したのは2022年6月ですが、その当時の朝礼は、別館にある人事部の部屋で、幹部が経営理念をボソボソと読み、その後『職場の教養』(倫理法人会)をこれまたボソボソと読んで、フィードバックも会話もなく、その日の議題にはいっていました。そのような朝礼を毎日義務的に...
問題と思っていない問題

問題と思っていない問題

先般、年2回のバンクミーティングが行われました。そこでは、ご支援くださっている金融機関さんに集まっていただき、当社の経営計画の進捗(しんちょく)状況をご報告いたしました。現在、何とか予定を上回る結果を出させていただいておりますので、ありがたいお声をたくさん頂戴できました。  当社の改革が滞りなく進んでいる一番の要因を私...
採用面接(後編)

採用面接(後編)

社員さんの採用にあたって一番困ったことは、内定を出し、現場が決まり、スタッフさんやお客さまにご紹介した後になって、「すみませんが、別の仕事が決まりましたので辞退します」と言われることです。お客さまから「お宅は何をしているんだ?」と思われかねません。会社の信用に関わります。 このため、採用面接では、こうした事態を防ぐため...
採用面接(前編)

採用面接(前編)

会社を良くするための究極の「問題解決」は採用の質を高めることです。このことは、私のメンターであるネッツトヨタ南国の横田英毅さんに教えていただきました。 それからは、採用の質を上げるためにいろいろなことをやってきました。最終的には、私なりに約60個のチェック項目をつくり、それを採用面接の参考にしていました。以下、前職でや...
ネームの偽名

ネームの偽名

三翠園の社長に内定して、真っ先にしたことは背広の新調でした。これからは、お客さまと接する仕事なので、身なりを整えて、失礼のないようにしようと考えたからです。 その際、背広のネームを「山内容堂」と「山内一豊」という名前で刺しゅうしてもらいました。観光に来られたお客さまに、ネームをお目にかけて「わたくし、社長の山内一豊です...
威張りん坊

威張りん坊

私は威張る人が苦手です。ですから、私もなるべく威張らないようにしています。というか、長年威張らないように気をつけていると、だんだん威張りたいと思わなくなってきました。 これまで、たくさん威張る人を見てきました。弱い立場の業者さんに威張る人、年下に威張る人、後輩に威張る人、こういう人は非常にかっこ悪いと思います。 かつて...
地獄の10日間

地獄の10日間

先日、不覚にもカード(クレジット機能付きキャッシュカード)を紛失してしまい、やむなく再発行してもらいました。 県外に出張した時のことです。高知に戻ってきて、財布を見るとカードがありません。実は、過去に何度もカードをなくしたことがあります。しかし、いつも背広のポケットに入れっぱなしだったり、家に忘れてきたりしただけで、す...
クレームを宝にする経営

クレームを宝にする経営

小林製薬が製造した紅麴(こうじ)原料を含むサプリメントが原因とみられる健康被害の問題が世間を騒がしています。厚生労働省は、大阪市に対して食品衛生法に基づく製品の廃棄命令などの措置を取るように通知しました。 この問題がこれほどまでに世間の耳目を集めている原因の一つは、会社の対応の遅さにあります。小林製薬は、1月中旬以降、...
母の旅立ち

母の旅立ち

3月20日、最愛の母が天国へ旅立ちました。 母は、1931年1月1日生まれです。元日というおめでたい日に生まれ、しかも手相は徳川家康と同じで、感情線と知能線が1本につながる「ますかけ線」でした。母は、よく、自分の手相を見せて「大強運や」と自慢していたことを覚えています。 そんな強運の母でしたが、小さい頃に股関節を脱臼す...
部下が上司を見限るとき ~馬の耳に風~

部下が上司を見限るとき ~馬の耳に風~

部下が上司を見限る原因で、よくあるのは「何度も上司に相談しているのに、何も動いてくれない」というものです。 人体は血液の流れを滞らせないことが大事ですが、同様に、企業はコミュニケーションを滞らせないことが大事です。円滑なコミュニケーションは信頼関係が前提となります。上司を信頼できなければ、ホウ・レン・ソウも期待できませ...