報連相は愛

2022年10月~2023年9月まで不定期で高知新聞さんの勧進帳の連載をさせて頂きました。
採用になるのは難しかったですが書いてきたものをここにアップさせて頂きます。

会社の経営で、二つ力を入れてきたことがある。一つは、クレームを宝の山ととらえ、能動的にクレームに取り組んだことだ。お客さまは、クレームという形で「何を改善してほしいのか」を言ってくださるのだ
から、クレームと誠実に向き合い、全部改善していけば、お客さまに満
足していただけると考えた。当社ではクレームをラッキーコールと呼んでいる。
もう一つは、報告・連絡・相談の徹底だ。ラッキーコールは、ホウ・レン・ソウが機能しなければ、情報はあがってこない。
しかし、一般的に、会社ではホウ・レン・ソウの使い方を間違えていることが多い。会社を守るためや、上司が自分を守るために、ホウ・レン・ソウという都合のいい言葉を使って、部下に脅しをかけているのだ。
では、脅された側はどうするのかというと、嫌々最小限の情報だけあげたり、自分に都合のいい情報だけあげたりする。これでは情報はあがってこない。
ホウ・レン・ソウで思い出すことがある。私の母は、脚に障がいをもっている。私は一人暮らしをした大学時代、母を心配して、そして母が私を心配しないように、毎日、朝8時に母に電話をかけていた。私は、ホウ・レン・ソウとは大切な人を不安にさせないための愛だと思う。(夢)