夢はかなう(その1)私は、四国管財の社長を退いて会長になったのを機に、これからは新しい夢に挑戦し、さらに充実した人生を歩もうと思っていました。 そのような折り、「元気が出るセミナーがあるけど来ない?」というお誘いがありました。セミナーの主催者は、株式会社てっぺんを創業し、外食産業で働く人のプレゼンテーション大会「居酒屋甲子園」を創設した、...
誰もが幸せになれる飛行機(後編)私は、「ディズニーの神様」シリーズの著者で、株式会社ヴィジョナリー・ジャパンの代表取締役の鎌田洋さんとご縁があります。鎌田さんの会社が設立20周年の時、恐れ多いことに、私は壇上で話をする機会をいただきました。 私の話を聴いてくださったのは、なんと全日空の職員さんたちでした。客室乗務員の方、地上職員の方、整備の方を相手に...
誰もが幸せになれる飛行機(前編)今ではもう行けなくなりましたが、母が元気な時は、よく一緒に県外の旅行に行ったものです。母は脚に障がいをもっています。母と旅行に行くと、車いすの人専用の通路を使うことができるため、混雑を回避できたり、手厚いサービスをいろいろ受けられたりしました。小学生の頃の思い出に、母と羽田空港を利用した際、空港が母のために乗用車を用意...
採用が肝心(事前審査その2)さて、専用ダイヤルにかかってきてから色んなプロセスを踏まえ双方がベストな面接へ導いていきます。 ここではカウンセリングの手法を用いて閉ざされた質問を極力控えて傾聴を心がけます。 過去の経験のお陰で様々な面接のノウハウが蓄積されました。 沢山の手法があるのですが色々考えた結果、残念ながらここで書く事は控えます。 とにかく...
採用が肝心(事前審査その1)私のメンターの1人であるネッツトヨタ南国の横田さんには、いろいろなことを教えていただきました。その中に「会社をよくする一番の方法は採用だよ」という究極の教えがあります。 教えていただいた当時は、「そうはいっても、入社した人が辞めてしまうこともあるので、会社をよくする方法は採用だけじゃないと思うけどなあ」という気持ちがあ...
幸せの確認いろいろな人と仕事をしていて思うことがあります。それは「確認」についてです。私は、自分がよくぬかる方なので、人に対しても、念には念を入れて確認するようにしています。しかし、聞いた相手が確認作業の重要性を理解していないと、往々にして表面的な確認だけして「はいはい、大丈夫です。間違いありません」と返答してくることがあります...
トホホな接待フレスノ市親善訪問団歓迎交流会が三翠園で催され、私もその会に参加しました。フレスノ市は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の中央部にあり、人口約49万人の農業を中心産業にした美しい都市です。かつて、日本から移民が渡った地であり、昭和40年(1965年)2月11日、高知市はフレスノ市と姉妹都市提携を結びました。 私が交流会に...
迷えるカバン持ち(後編)受付の記帳を終えた私は、手土産を渡され、場内に入って行きました。すると、200人ほどの人たちが、一斉にスタンディングオベーションで私を迎え入れてくれるではありませんか。 私は、手を振り、その熱烈な歓迎に応えます。「おー、すごい」。私は興奮しました。そして、結婚式の披露宴でいえば一番ど真ん中のメインテーブルに案内されまし...
迷えるカバン持ち(前編)中国では、習近平国家主席が中国共産党の総書記に3選されて話題になりましたが、私はその会場となった「人民大会堂」に入ったことがあります。正確には迷い込んだことがあります。 「人民大会堂」は、天安門広場の西側に位置し、全国人民代表大会などの議場となるほか、外国使節や賓客の接受にも使われる建物です。 詳しい事情は割愛しますが...
恐ろしい言葉と魔法の言葉私が嫌いな言葉のひとつに「担当ではありません」という決まり文句があります。この言葉は、言った瞬間に他部門との連携ができなくなり、言った本人も「責任逃れをしている」とそしられる、恐ろしい言葉です。誰も幸せにならない言葉なので、私はこの言葉が嫌いです。 この言葉を使う人は、実際に担当ではない人がほとんどです。担当ではないの...