娘さんから届いた手紙 ~大倉先生の思い出(後編)~前編では、高校時代の恩師、大倉浩典先生のお父さんは、植物学者の大倉幸也さんであることをお話ししましたが、実は、大倉幸也さんおよび先生の曾祖父(そうそふ)にあたる大倉遊仙さんは、牧野富太郎博士の土佐での植物採集をお手伝いしていたそうです。 今日は、大倉先生の系譜と牧野博士との逸話をお話しします。以下は、「大倉幸也先生」大...
まな板に載った先生 ~大倉先生の思い出(前編)~今日は、私の高校時代の恩師、大倉浩典(おおくら こうすけ)先生についてお話ししようと思います。 先生の担当科目は生物です。先生の植物好きは、親譲りだったことが後になってわかりました。 先生との1番の思い出は、横倉山の遠足です。横倉山は、連続テレビ小説「らんまん」のモデルとなった植物学者・牧野富太郎博士の研究の場として有...
良い会社「良い会社」とは、どのような会社のことをいうのでしょうか。 今般、三翠園では経営理念をアップデートしましたが、その際、全社員さんにアンケートを行い、「良い会社」とは何かについてお聞きしました。 「人が辞めない会社」という人もいれば「安心して働ける会社」という人や「お給料が上がっていく会社」という人もいました。いろいろな...
経営手腕の発揮プロ野球の名監督と称される人は、いろいろなチームで采配を振っていますが、どのチームの監督になっても、おそかれはやかれ好成績を挙げています。これはまぐれなどではなく、監督として、自分なりに磨き上げてきた哲学を持っているからだと思います。 これは、会社の経営者にも当てはまる話です。昨年他界された稲盛和夫さんもそのお一人です...
返答はワンパターンで現場から情報があがってくるようにするにはどうしたらいいのでしょうか? 私は三翠園にきてから、土日も祝祭日も関係なく、充実した日々を過ごしています。結構、死ぬほど忙しくて、本当に何も考える暇がなかったり、記憶が飛んでしまったりすることもあります。 いろいろな人から「大変やね」「忙しいろう」と言われますが、私はそういうとき...
有り難いまるしぇ先日の9月23日、3年ぶりに「三翠園さくらのまるしぇ」が開催できました。マルシェとはフランス語の市場を意味します。手作りの小物、アクセサリー、ランチ、スイーツなど、いろいろなお店が出店する催事です。 「三翠園さくらのまるしぇ」の開催は、ある担当者の悲願でした。私は、三翠園の社長に就任してから、この間、全社員さんとの個別...
普通の神対応最近ちょっとずつですが、会話する機会があまりない社員さんからも、LINEでご相談をいただけるようになってきました。 そのような折り、「突然のLINEで申し訳ございません」という書き出しで始まるメッセージが届きました。そこには、困っている実情、これまでの経緯、会社の理不尽な対応などが書き込まれていました。 私は、その社員...
嫉妬は怖い大阪万博跡地に開館した国立民族学博物館(みんぱく)は、民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っています。そこでは、日本全国の風物詩やお祭りなども紹介されています。 私は1度だけ見学に訪れたことがありますが、高知は土佐の日曜市(街路市)、酒文化などに混じって、なんと犬神信仰が説明されていました。犬神信仰とは、動物の...
熱心に尽くす1999年は、私にとって運命的な出会いが続きました。その日は、名古屋の「羽根田商会」という、主に自動車の部品を製作している会社の佐藤社長とお会いしました。この社長さんもホウ・レン・ソウを勉強している方で、すっかり仲良くなり、「明日の社員研修もどうぞ」と言ってくださったので、参加させてもらうことになりました。研修会に招聘...
Q&A部下が動いてくれません今回の“あるあるお悩み”は、中小企業の経営者さんからの人材活用に関するお悩みです。 Q.私は小さな会社の社長をしていますが、社員さんが期待通りに動いてくれないのが悩みです。例えば、企画立案を全面的に任せても、意気に燃えるどころか、自発的・自主的に考えようとしてくれません。どうしたらいいでしょうか。 A.できない原因を相...