愛の10ケース その①三翠園には、出入り業者でつくる三翠会があります。私はその会長を約15年間務めてきました。その関係もあって、石川会長(前社長)には、若い頃から大変かわいがっていただき、今日のご縁につながっています。 さて、7月末に開催予定だった三翠会の総会は、新型コロナウイルスの感染拡大のために、中止となりました。総会では、私が三翠会の...
三翠園のお稲荷様三翠園では、お庭にお稲荷様をお祀りしています。 私が社長になって2カ月あまりですが、その間、いろいろな人が「もっとお稲荷様をきれいにした方がいいよ」「このお稲荷様はどんな縁起でこちらに祀られているの?」などと、気にかけてくださいました。 お稲荷様の横の縁起立て札には、「土佐稲荷由縁」として、次のように記されています。 ...
龍馬君の婿入り三翠園の玄関には、ちょっとステキな坂本龍馬像があります。これは友人の公文君から譲り受けたものです。 公文君は、私が高知青年会議所のメンバーだった時の仲間です。彼は高知県で建築設計事業、不動産賃貸事業、コンビニエンス事業を手がけている三建設計の社長です。今、三翠園にある龍馬君(坂本龍馬像)は、公文君が運営しているコンビニ...
幼稚園児の恩送り私が、困っている人を見ていられなくなったのは、ある出来事がきっかけでした。私が幼稚園の年長組の時のことだと思います。家族旅行で初めて東京に行きました。私と母は飛行機組で、父と姉は国鉄組です。私たちが乗った飛行機はプロペラ機のYSー11でした。私の父と姉は、大変な飛行機嫌いで、行き先がどんなに遠くてもすべて国鉄(現JR)...
私の力不足私に、毎日、LINEでメッセージを送ってくださる方がいます。そのメッセージは、大切なことを思い出させてくれたり、勇気や元気をもらえたり、いろいろなことを考えるきっかけになったりします。 この日のメッセージは、急性骨髄性白血病のために、38歳でこの世を去った歌手・本田美奈子さんの話でした。NHK「ハイビジョン特集 本田美...
愉快な手鏡三翠園の社長に内定した時、事前に準備できることはしておこうと考え、ホテルの業界誌や土佐藩主 山内家に関する書籍を片っ端から買って勉強しました。特に、コロナ対策については、何かできることはないか、ずっと考えていました。 経済産業省の調べによると、新型コロナウイルスの影響を最も受けた業種は、「生活娯楽関連サービス」であり、...
変革する勇気高知県には「おきゃく」という食文化があります。「おきゃく」とは宴席のことで、高知県人は、何かにつけて宴会をするのが大好きです。その「おきゃく」に欠かせない料理が「皿鉢料理」です。昔は、私の家でも、お正月になると親戚、友人などが集まり大宴会が行われ、その席では皿鉢料理が振る舞われていました。今でも家の倉庫には、恐ろしいほ...
他人さえよければいい人には持って生まれた性質があります。 私にとってのそれは、「他人さえよければいい」というものです。 物心がついた頃から、どうがんばっても「自分さえよければいい」とは思えないのです。 これは、よくいう「利他の精神」とは違って、他人のために何かをしてあげようという崇高なものではありません。単に、他の人ががまんしたり、つらく...
生まれ変わったら「もし、生まれ変わったら何をしたいですか?」。これまで、講演会などで、こうした質問を受けることがよくありました。その時は、「もう一度、社員さんと一緒に四国管財を経営してみたい」と答えていました。その理由は、「いい会社にしたいという思いが空回りして、たくさんの間違いを繰り返し、多くの人にご迷惑をかけてしまった」という思い...
安心がもたらす真の笑顔前職の四国管財では、笑顔とあいさつとホウ・レン・ソウにとても力を入れてきました。きっかけは一つのアンケートでした。 以前、高知県内の同業社組合が、組合所属企業のお客さま500先に「顧客アンケート」を実施したことがあります。その中に、とても興味深い質問がありました。「ビルメンテナンスに1番望むものは?」という質問です。 ...