振り返りと決断

お客様からの天の声アンケートで四国管財の事ばかりより三翠園の素敵なスタッフの事も書いては「人は書なり」という事もあるのでと有難いお言葉がありました。
実はここに書いている思いは三翠園の社員さんに一番読んでもらいたい社長としての考えを書いていまして
こうしなさいでなく「こういう理由があるのでこんな考えはどう」という思いが詰まっています。三翠園の良いところは地元・宿泊営業さんやブライダルさんのSNSを利用して配信していく準備をさせて頂いていますのでお楽しみにして頂きたいです。

さて本日は「振り返りと決断」です
三翠園には、どうしても変えたいという点がありました。それは、イベントが終わった後の振り返りと、次回の日程を決めることです。意外に思われるかもしれませんが、会社としてこうした当たり前のことができていなかったのです。
では、今までどうしていたのかというと、各自がイベントの反省をして、「こうしたらよかった」というものを、次回の開催時に持ち寄るというやり方をしていました。
しかし、イベントの着手が遅いため、日程的にきつくなって、結果、振り返りがしっかりできず、改善すべき点がほとんど改善されないまま同じことが繰り返されていました。それでも、マンパワーで何とか業務が回っていたというのが実態です。
うなぎのイベントもそうでした。三翠園では、毎年、土用の丑(うし)の日の前後にうなぎ弁当を売り出していますが、恒例のイベントだからか、1カ月前になってようやく企画会議をしていました。このため、振り返りや改善に取り組む時間的な余裕などまったくなく、勢いだけでやって、うやむやに終わっていました。
せっかくイベントをやるのに、「もったいない」という一言に尽きます。しんどい思いをしてやっても、利益が出なかったり、バタバタして社内の不協和音にしかならなかったりしているようでは、何のためにやっているのかわかりません。
そこで、これまでの慣習を打破し、イベント開催の1カ月前に開いていた企画運営会議を大幅に前倒しして、イベント実施日の半年前に開くようにしました。
その成果は、早速、大みそかの夕食対応に表れました。今年は、全国旅行支援のおかげもあって、大勢のお客さまに、年末、ご宿泊いただきましたが、非常に細かな打ち合わせを何度もしていたため、懸念していた夕食の対応でも混乱はほとんどありませんでした。お盆の繁忙期を乗り切った知恵と、そこから得られた改善点がきっちり生かせたからです。
昨年は、おせち料理でも大幅な見直しを行いました。その結果、お客さまに大変喜んでいただけました。しかし、まだまだ反省点はたくさんあります。次どうするかです。いい案もたくさん出てきていますので、改善すべき点は改善し、来年はさらにお客さまに喜んでいただき、会社の利益も上がるような形にしていきたいと考えています。
イベントについては、「十分な事前準備」と「事後の振り返り」そして「次回の日程決定」というサイクルを回せば、あとは年間のイベントカレンダーをつくるだけです。非常にシンプルです。
一方、気になったことがありました。それは日常業務において、職員さんからの意見を吸い上げる仕組みがないことと、それを取りまとめる人がいないことです。例えばフロントの混雑ですが、いろいろ改善すべき点があります。しかし、意見を吸い上げる仕組みがなく、改善は各自に任せてしまっています。まったくマネジメント(管理)が機能していないのです。これについても改善のサイクルをつくっていこうと考えています。
三翠園には、もう一つどうしても変えたいことがあります。それは「選択」と「集中」、そして「決断」です。この会社のユニークな点は、やめなければいけないことを、やめないことです。一言でいうなら、決断が欠如しているのです。決断したら、責任を取らなければいけませんから、勇気がいります。しかし、「選択」と「集中」をしていかないと、絶対に組織は良くなりません。
今、私は結構大なたを振るっていますが、自分の勘だけでやっているわけではありません。皆さんの意見を聞き、自分の経験も生かして、今できる最善策を選択しています。
しかし、あくまでも最善策です。5年後に振り返ってみたら、自分の決断が正しくなかったということもあると思います。しかし、そのときは、また新たな最善策を皆と考えて決断・実行すればいいだけの話です。
何も決められない組織が、最もよくない組織だと思います。「選択」と「集中」の決断ができなければ、会社は成長も進歩もしないからです。大事なことは、必ず振り返りをして、最善策を立てて、決断・実行することです。後は、5年後の自分達にバトンタッチすればいいだけの話です。