二つの友だち
私には二つの友だちがいます。一つは、同級生です。還暦でもあり、最近、同級生との交流が増えてきました。過日行われた同窓会では、もっぱら病気の話や介護の話で盛り上がったものです。自分もそういう年齢になったことを実感します。
同級生とは、LINEのグループをつくって、毎日、「おはよう」に始まり「おやすみ」まで、何気ない会話に花を咲かせています。そこでは、もっぱら「孫が生まれた」とか「孫の教育問題がどうの」とか「○○に旅行に行ってきた」とか「○○を食べた」といった日常の出来事を話していますが、時には自慢話を聞いてもらったり、落ち込んだら励ましてもらったりもしています。私にとって、同級生は気が置けない友だちなので、LINEグループでのやり取りは、日常の楽しみになっています。
もう一つは、経営者仲間の友だちです。若い頃、高知青年会議所で活動させていただいたおかげで、人のご縁がたくさんできました。高知は小さな町ですから、お店で飲んでいても、青年会議所の先輩や後輩と会うことが多々あり、そのような折りは、気楽に声を掛け合っています。
経営者仲間の友だちは、それぞれいろいろな組織に入っています。高知ライオンズクラブ、高知ロータリークラブ、高知県経営者協会、土佐経済同友会、高知商工会議所、倫理法人会、高知県中小企業家同友会など、この他、私が知らない会もたくさんあります。皆さん、多方面で活躍され、人脈を広げています。
「友だちの友だちは、みんな友だち」です。困ったことや、相談したいことや、お願いしたいことなどが生じたとき、この地元ネットワークは強い味方になってくれます。私にとって経営者仲間は、大変ありがたい友だちです。