龍馬君の婿入り
三翠園の玄関には、ちょっとステキな坂本龍馬像があります。これは友人の公文君から譲り受けたものです。
公文君は、私が高知青年会議所のメンバーだった時の仲間です。彼は高知県で建築設計事業、不動産賃貸事業、コンビニエンス事業を手がけている三建設計の社長です。今、三翠園にある龍馬君(坂本龍馬像)は、公文君が運営しているコンビニに置いてあったものです。私は、それを見るたびに「これ、いいなあー」と思っていました。
ある日、公文君のお店にあるはずの坂本龍馬像が、メルカリに出品されていました。偶然、フェイスブックでそれを知り、すぐ公文君に連絡しました。「えー、どうしたの」と聞くと、龍馬とお龍のカップルバージョンに切り替えたため、メルカリに出品したとのことでした。私は、「メルカリで売るのはちょっと待って!」とお願いして、三翠園に譲ってもらうことになりました。こうして、龍馬君は三翠園に、“お婿入り”したのです。
今、龍馬君はマスクをしています。当社の社員さんの誰かがマスクをかけてくれたようです。人に指示されることなく、自発的にしてくれる仕事こそ“志事”だと思います。とてもうれしく、ありがたいなあと思いました。
さて、その公文君はというと、先日、三翠園に冷麺を食べに来てくれました。私がフェイスブックで紹介した冷麺です。なんでもマンツーマンのフィットネスクラブを開設したとのことで、「冷麺を食べるついでに、当社のブライダル担当にブライダル・フィットネスの営業をしたい」ということでした。もしかしたら、営業のついでに冷麺を食べてくれたのかもしれませんが・・・。
私は、ブライダル担当者に公文君をつないで、情報交換をさせていただきました。笑ってしまったのは、公文君が敬語で営業していたことです。「いや、もう勘弁して、普段通りでお願い」と思わず言ってしまいました。
「三翠園は、いろいろな方とのご縁で成り立っているんだなあ」としみじみ感じます。