株式会社三翠園の社長に就任致しました。

ふたたび、坂をのぼる

皆さんこんにちは。久々にブログを投稿します。

ホームページを開設し、「ブログスタートします!」と第一報を書いたものの続編を書けず、ホームページの自己紹介欄も「オンラインコミュニティーサロン活動も行っています~」と書きましたが、「準備中」の札を下げたままになってしまいました。どちらも、「まもなく」「まもなく」と言うばかりで、オオカミ少年ならぬオオカミじいさんになってしまいました。

実は、ホームページの更新が滞ってしまったのには理由がありました。それは、高知県屈指の老舗ホテル「株式会社三翠園」の代表取締役就任の話が進んでいて、その準備に追われていたためです。三翠園は、土佐藩主山内家下屋敷跡に1949年2月に開業した幕末の歴史とロマンを感じさせるホテルです。

この度、2022年6月21日、株式会社三翠園のお客様係&代表取締役社長に就任いたしましたことを、ご報告申し上げます。今回の就任にあたり、四国管財株式会社の株主様、ならびに親会社である東京美装興業株式会社の八木秀記社長から背中を押していただき、まったくの異業種でしたが「ふたたび、坂をのぼる」決心をいたしました。四国管財株式会社のお客様係&取締役会長との兼務となりますので、大きな成長の機会をいただいたものと受け止めております。三翠園さんとは、深いご縁を感じております。四国管財では、父の代から大変お世話になっており、私自身も三翠園さんの出入り業者の会の会長を15年ほど務めた経緯があります。さらに、前社長の石川孝美会長には、私が20代のころから懇意にしていただきました。今回のことは、恩返しの機会を頂戴したのだと考えております。

私は、人に喜んでもらえることが大好きで、四国管財では社員さんやお客さまに、いろいろなサプライズをして、笑顔をプレゼントしていました。このような私ですから、実は、前々からホテル業のサービスには憧れと興味をもっていたのです。これからは、ホテルマンの一人として、多くの人に笑顔を届けるために、微力ながら私の経験を三翠園さんの経営に役立ててまいります。幸い、高野登(ザ・リッツ・カールトン・ホテル 日本支社 元支社長)さんや、経営ジャーナリストであり、ホテル経営にも精通された瀬戸川礼子さんなど、私を支えてくださる心強いメンターがたくさん応援してくださっていますので、皆さんのお力を借りながら経営にまい進いたします。司馬遼太郎の『竜馬がゆく』の中に「男子は生あるかぎり、理想をもち、理想に一歩でも近づくべく坂をのぼるべきである」という言葉がありますが、今、まさに私の前に急坂が現れました。私は、ふたたび、坂をのぼります。